ヒーターコアの清掃
見苦しい画像でお食事中の方には申し訳ありません。SJ20(SJ10)のヒーターユニットです。新しいジムニーではカウルダクトから枯葉が侵入して・・・という話題をよく聞きますが、SJ20(SJ10)の場合は・・・・
そのようなトラブルはあまり聞いたことがありません。しかしブロワー側から見るとコアの様子がオカシイですね。
ナンですかコレは・・・・コアがベットリです。剥がしてみると埃の集合体で、結構な厚みがあります。フェルトをほぐしたような物体ですが原料は不明。砂なども混じっていますから、埃の積層がエアフィルターになっていたようです。空気清浄機標準装備ということで喜ばしいのですが、効率が悪いしヒーターの方が必要な機能ですので清掃します。
コアは差し込んであるだけですから簡単に分解できます。まず、手作業で表面の物体をなるべく剥がし、表からエアブローして、最後に水洗いします。最初から水をかけると収拾がつかなくなります。これで放熱もバッチリ!冬がやってくる前に一度メンテナンスしておきましょう。
*ヒーター関連のトラブルについて*
よく質問されるのですが、トラブル時は簡単なところからトラブルシュートしましょう。電気的な不具合やコアが破裂したとか詰まっているという原因が頭をよぎりますが、ブロアー死亡の場合はモーター音、コアの破裂やシーズンバルブからの漏れは目視可能です。これらの要因が確認できない時に意外と多いのがシーズンバルブをOFFにしたままでヒーターが効いていない場合です。